2022年から投資をしていた楽天レバナスですが、売却をすることになりました。

楽天レバナスでの投資をやめた理由は「撤退」ではなく乗り換えです。

この記事では、なぜ楽天レバナスをやめたのか、新しく始めたレバナス(auレバナス)のこと、3つのレバナスの違いなどについて書いています。
では、楽天レバナスをやめて「auレバナス」へ乗り換えするに至った理由などを書いていきます。
auレバナスに乗り換えた理由
億り人はムリでもツーバガーなら...と、ツーバガーを目標にし、達成するまで売却することなんて考えもしなかった楽天レバナスですが、最近のNASDAQの下落(調整)と、年末に向けてもう少し下げるだろうという思いから、前から気になっていた「auレバナス」への乗り換えを決意しました。
また、もう一つの理由は、最近、私はビットコイン関連の銘柄と、米国債関連の投資を増やしたい思いがありましたが、資金が不足していたことです。


そこで、現時点で一番プラスのレバナスを売却し、必要な資金をついでに調達しようと思いました。
しかし、本当に選ぶレバナスが「auレバナス」で良いのか?という思いもありました。
auレバナスと他の2つを比較
そのため、これまでのレバナス投資と同様に、大きなマイナスになる可能性があるレバレッジ投資、好きになる銘柄で、かつ、絶対に上がると信じる思いがなければ半値以下の暴落に耐えられません。

そこで、auレバナスへ投資するにあたり、他のレバナスより「auレバナス」がイイ!という迷いのない投資をするために、好きになるため比較してみました。
基本情報を比較
まずは基本情報です。
以下は、2023年10月18日時点での「iFreeレバレッジNASDAQ100」「楽天レバレッジNASDAQ-100」「auAMレバレッジNASDAQ100」の基本情報を比較した表です。
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 楽天レバレッジ NASDAQ-100 | auAMレバレッジ NASDAQ100 | |
---|---|---|---|
運用会社 | 大和アセット マネジメント | 楽天投信 投資顧問 | auアセット マネジメント |
設定日 | 2018年10月19日 | 2021年11月17日 | 2022年7月28日 |
信託報酬(税込) | 0.99% | 0.77% | 0.4334% |
基準価格 | 26,217円 | 6,175円 | 11,193円 |
純資産総額 | 2122.01億円 | 395.45億円 | 127.9億円 |
新しいレバナス(※auレバナス)の信託報酬が最も低く、最初に設定された「iFreeレバナス」と比較しすると半分以下の信託報酬となっています。
信託報酬だけでなく、1年で100億越えの基準価格も、個人的には満足です。
ただ、この信託報酬の違いで投資信託の運用の良し悪しが決まるわけではないので、もう少し変化率を比較して確認したいと思いチャートも比較してみました。
基準価格の変化率で比較
まずは、全期間における3つのレバナスの基準価格の変化率です。
最初に設定された「iFreeレバレッジNASDAQ100」は新型コロナの影響で一時急落しましたが、その後、米国市場は3月23日を底に反発し、上昇傾向に転じました。
次に、これまでに投資してきたレバナス「楽天レバレッジNASDAQ-100」です。
楽天レバナスは信託報酬の安さで注目を集め、販売開始時から私も投資を開始しましたが、チャートを見ると、投資を開始したタイミングの悪い時期でした。
その結果、1年以上にわたってマイナスの期間(暗黒期)を経験することになりました。
したがって、設定来騰落率を見てみると、楽天レバナスだけが大幅なマイナスとなっています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 楽天レバレッジ NASDAQ-100 | auAMレバレッジ NASDAQ100 | |
---|---|---|---|
設定来騰落率 | +32.62% | -20.54% | +9.95% |
しかし、楽天レバナスの設定来騰落率がマイナスであるにもかかわらず、何とか私は最終的にプラスで投資を終えることができました。

では実際、同じ時期に投資を開始したら、3つのレバナスはどれが一番良いのでしょうか?
以下では「楽天レバレッジNASDAQ-100」と「auAMレバレッジNASDAQ100」の設定日を基準にして、3つのレバナスを比較していきます。
まずは、「楽天レバレッジNASDAQ-100」の設定日~現在までの期間で、3つのレバナスの基準価格の変化率を確認してみます。
信託報酬の差から「iFreeレバレッジ<楽天レバレッジ」と予想していましたが、チャートをよくみると、信託報酬が高いiFreeレバレッジの成績が楽天レバナスよりも、やや良く見えます。
そして次に、今回投資を検討している「auAMレバレッジNASDAQ100」の成績を、他のレバナスと比較するために、auレバナスの設定日から現在までの期間で基準価格の変化率を比較してみます。
これらの投資信託は同じNASDAQ100指数へのレバレッジ2倍投資を行っているため、基本的なトレンドは似ています。
しかし、2023年3月頃以降は徐々に差が現れ、直近では「auレバナス」の成績がが他の2つのレバナスよりも良いことが確認できます。
現在のところ、成績は「楽天レバナス<iFreeレバナス<auレバナス」となっており、楽天レバナスが最も成績が悪く、auレバナスが最も成績が良いようです。
ただし、5年後、10年後の将来にも同様の成績を維持できるのかはわかりません。
では、3つのレバナスの比較はこれくらいにし、今回、私が投資を決めた「auレバナス」について、投資をする証券口座についても書いていきます。
auレバナスをSBI証券で投資
私は「SBI証券」でauレバナスに投資することを考えています。
その理由は2つあります。
理由①:投信マイレージ
最初の理由は、ポイント還元サービス「投信マイレージ」です。
これまでの「楽天レバナス」を投資するときは、私の開設している証券口座で使用できるのは「楽天証券」のみでした。
しかし、auレバナスは「SBI証券」と「楽天証券」の両方で取り扱っており、選択肢が広がりました。
SBI証券では「投信マイレージ」という魅力的なポイント還元プログラムがあり、このプログラムを活用することができます。

理由②:新しいNISA、新NISA
2つめの理由は、2024年から始まる新しいNISAに向けての準備です。
私は複数の証券口座を開設しており、現在、ルールなく気分で2つの口座を使って投資しています。
しかし、米ドルの配当金が複数の口座に分散して入金されるなど、かなり勝手が悪いです。
そのため、現在、私は2024年の新しいNISAに向けて証券口座を整理しています。

新しいNISAではレバレッジ型の投資信託への投資は出来ないようなので、SBI証券での投資となります。
auレバナスへ投資(まとめ)
この記事を書いている現時点では、楽天レバナスを売却したお金の受渡日となっていないので別の証券口座に現金を移動できずに「auレバナス」への投資をすることができません。
ただ、年末にかけてもう少し下がりそうな予感もあるので、これまでのレバナスと同様に買い時を見計らって分散しながら投資したいと思います。
ではまた。